2011年9月5日月曜日

おとうさんは解ってくれないの。



使い古された言葉、"僕の永遠のマスターピース"。
兎に角、CD屋さんで買って以来もう数年ずっと聴いてる曲。
十年くらい経ってる。でも聴く。1分半の感情のざわめき。余りに短い悶絶。大人への子供の抵抗。なんにせよPOGO。

歌詞↓
"パパは理解していなかった
私はよからぬまであったこと
私の彼はだらしないスウェットパンツ来て私に猛烈にアピってキテる
私は踊るように誘う、私のダンス、パパ、私が踊ってみましょう、その人の為に
(下心見え見えの安い男にも私は大切な体を一時の感情で売るわ。わかってパパ。だって、私がそうしたいんだもん。)

私の指の間の甘い付箋
私のズボンにかかってる、(ズボンの中にも溢れる)、ピーナッツバター
私は私の思う良い自分自身を実行するつもりよ
っても、結局パパは理解していなかった

パパは理解していなかった
パパは理解していなかった
パパは理解していなかった
パパは理解していなかった"


んー、パトスっす。
青春。暑く、溶けそうで、倫理無くて、きったなくて、生々しくて、残念で、もったいなくて、
裏があって、知ってるけど泳いで泳がされて、反抗心で、もどかしくて、どこにもいけなくて、
抵抗と向かう先のバランスが間違ってて、それが一時の出来事だから後は後悔で、
それはもう輝いて、後は大きい一瞬で、ざわめいて。

音だけで言ったら、JUSTICEみたいな先行ったノイズのDancePunkというか、
当時でもエッジな感じだったんだろうかなと勝手な過大評価してます。
"かきならす系"が流行った時かもしれませんが!
曲の短さから"いさぎいいなあ"と思ったり 笑
映画のサントラの一部ですから映像の刷り込みも勿論あります。
"KIDSが毎日ダラリンと悪ガキに遊んでて、そのグルーピーの一人"処女キラー"男がHIV持ってて、
んまあでも本人はそれを知らずに撒きながら処女とヤッテて、一人の奪われた女が病気の発症知るけど
結局グルーピーの一人に寝てるとこヤラレちゃって、マジかよ?ってなるけど
多分以降も変わらず、エブリデイ悪ガキにナンパした女の子とやっちゃうんだろな"の話。
美しい退廃を持った"生"への輝きは、無駄な知識は無くのめりこむ空気だけに溶けていく。
そこを切り取った映画は面白く、石原都知事じゃないですが
"青春は残酷"であることを魅了してくれます。

黒人をフルボッコにするシーンで、加勢する一人のスケーターがSUPREMEのT-shirts着てるの一瞬見えて
すごく欲しくなったの覚えてます*

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