2012年10月10日水曜日

moviii よっしゃっしゃす!

一ヶ月くらい放置していました。
放置っちゅうんかな、気にはしてるけど書く内容が正直ないの。
夏のダルさがびっこ引いてました。

さあ書きますよ!溜まった分!ウオオッ
と息巻く熱量も「もう秋じゃん」の季節進行で今回はやりますん(不透明回答)。

前回post同様、エッシャーのだまし絵階段を登る姿さながらに映画観てます。



マザーウォーター。良かったです。
水は母だっていってるくらい水の様に流れる全編の雰囲気が落ち着けました
春の小川じゃないのが日常っぽくて青より白が多い空が映ったのが起因してるのか
その白が豆腐に数珠しているとはまあ考えなくとも白がたくさん映った映画でした
シンプル過ぎるBarや土手や店のカウンターやテーブルや
お洒落な内装というか大人ってゆうか劇っぽいというか贅沢で
水の流れが速くなったりしたら面白かったのかな
それはまた違う映画になるか
タイトルが説明してくれた内容で薄味過ぎるか?と借りる時悩んだけど
京都好きなんで薄味大丈夫
映画観ながらコンビニ御飯食べてたんすけど
何か申し訳なくなった 追って冷や奴食べたけど凍みた
冷やし過ぎる豆腐は昼間はきっつい。
冷蔵庫よりも市川実和子の手のひらの豆腐の方が美味いと思うよ



Midnight Cowboy。持ってるDVD。
何回も観てる映画だけど面白い
都会の求心力と奈落のチカラを観る
American New Cinema時代の後半になるのか
この時代は主人公がハッピーで終わらない"脱アメリカン"映画全盛で
この映画も漏れず、そうであって
今は落ちちゃう映画ってあまり評価されないけど
名作映画としてフィルム博物館へ寄贈されるあたりのコレは観たら分かる面白さ
映画としての魅力が溢れ出てた時代が感じれる
深夜に観るといい
明日は頑張ろうって気が出てくる




コトバのない冬。篤郎好きで借りる。
Galloっぽい
仏っぽい
予告では静かな映画だけどそうでもなかった
他に比べたら静かだけど 僕にはテンポ良かった
即興の様な台詞や自然光が良くて
Julien Donkey Boyを思い出す ドグマとか使う感じ
自主制作映画の面白さ
篤郎が好きで借りたのに上記の感覚をクンクン嗅ぐ為に
結局篤郎よりも映画全体に魅了されてた
ロマンチックはかくありき(日本版)
そう思えて仕方ない




幻の湖。観るのに一週間かかった。兎に角疲れた。
しかし面白いというか奇抜というか
大筋は「遊郭で働くソープ嬢が買ってた犬を殺された為復讐に立ち上がり
恨むそいつとマラソンで勝負をする」っていうもう既にどうしよう
そこに前世とか混じるから混乱を極める
前世と俗世の主人公立ち位置がちょっとズレてるから当てはめるまで時間掛かるし
でも観て良かった
遊郭を飛び出して追っかける着物姿はMy Femme Fatale 梶芽衣子と並ぶ綺麗さ
あんな寂れた温泉旅館街にこれほどの美人が居るのかと思わせ
男心のさもしい希望を揺さぶり感じさせる
出演者の全力な演技 んで見合わない扱い
想像の遥か斜め上の"笑うべき"ラスト
喜劇なんだろうか 枠に入れたらカルトっぽいけどどうにかそこに入れない様
考えてみるけどどうにも大筋からしてどうしようだから
考えるだけ不毛なのか
そう これはまるで寺山修司である
軽い構造思想




サンクタム。パニックドラマ。
ジェームズキャメロンは好きだ
タイタニック勿論
アバター勿論
スケール広げ大雑把な概要をとにかく裏で緻密に計算して
エンターテイメントだ!って安心してお金払える映画監督
ダイナミックレンジ
この人の映画は色が似てる 味だな
とにかく暗くない
暗闇も明るく魅せる これがワクワクドキドキの一つかもしれん
地球を映したらNational Geo Graphicに負けない程素晴らしい
エンターテイメントはPOPと同意語なのだろうか
沢山の人から支持を受ける称賛を受ける
逆説で言うと抵抗を限りなく減らす 門戸を叩く そして広げる
極めて難しい事だと誰でも理解出来る話、
キャメロン監督は持ち味で難なく風呂敷を開いて見せてくれる
勿論そこには緻密な計算はあるんだけど
それを感じさせても感心しっぱなしだから
心底凄い
タワーリングインフェルノ ツイスター 博士の異常な愛情
パニック映画は出てくるキャストのドラマが必ずあるから楽しいね。

あとは
「BlackRain」(松田優作だぜ!初めて演技見たぜ!ガッツ石松出てるぜ!)
「用心棒」(三船敏郎!仲代達矢!ちきしょう絵になる二人だぜ!)
「ヴァイブレータ」(寺島しのぶ最高!長靴最高!村上淳変わらず!)
「たまもの」(林由美香!夕方六畳一間の体育座り!弱酸性ロマンポルノ!)
「フリークス」(まだまだ僕には早い!歴史の勉強が必要だ!挿絵が変!)
「Carrie」(デパルマカメラ全力!お母さん行き過ぎ!本当主人公不細工!)


全体通して気付くのが
フィルムの一コマを拡大して額に飾れば、それだけで素晴らしい絵画になる
作品が少なくなって来てる
過去作は挙げるまでもなく多く存在するけど
ここ数年では何があるのか

そこに来た!「アーティスト」!やっとレンタル開始し始めた!早く観たい!

だ/け/ど
*「青い春」とか「空中庭園」とか好きな豊田ファンは公言する「PORNO STAR」が
 新作扱いでレンタル始めてるのも見逃せん!
 鬼丸がアンチヒーローでは抜群にかっこいい!

しかし観ません/前観た!/何度観はちょい減らそう/新しいものに触れていこう

絵画の様な素晴らしい映画

ラブストーリーから指を動かしてみようかと 秋

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